ほっぺママのへたっぴ育児研究所

日々感じること・考えたことをゆる〜く呟く雑記ブログ。子育て、節約 etc.

0歳児・とっても怖かった熱性けいれん

こんにちは、ほっぺママです。

新生活がスタートし皆さんの中には、新しい環境で疲れを感じ始めた方もいるのではないでしょうか。

今日は、「0歳児の息子が熱性けいれんを起こしとっても怖かった体験談」を紹介します。

熱性けいれんは、子供の100人中8人程度は熱性けいれんを起こすというデータがあるほど、頻度としては稀ではない病気です。

子供がもし熱性けいれんをおこした時に、少しでも慌てずに落ち着いた対応ができるように、この記事が参考になれば嬉しいです。

 

 

熱性けいれんとは?

熱性けいれんは、6カ月~5歳ころの子どもが急な発熱に伴って意識障害、けいれんを引き起こす病気です。通常38℃以上の発熱時で急激に体温が変化するときに起こり、半数近くが繰り返しますが、成長に伴い6歳前後でほとんど起こさなくなり経過は良好です。日本では小児のおよそ8%、西欧では3%くらいにみられます。一部3~5%がてんかんに移行するといわれます。

熱性けいれん | 病気の治療 | 徳洲会グループ

 

お子さんを持つ親御さんの中には、ご存知の方も多い病気ではないでしょうか?

ほっぺ君は、3日間の微熱が続いた3日目の夜40℃近い高熱が出て熱性けいれんをおこしました。

親としては、パニックになり生きた心地がしなかったです。

 

熱性けいれんが起きた時にどう対応すればいいのか?

熱性けいれんの対応方法に関しては、私が息子のかかりつけ医より説明された内容をご紹介します。

1)最初に顔を横に向け、はいたものが喉につまらないようにする。

2)衣服をゆるめ、呼吸が楽にできるようにする。

3)口の中に指や箸を入れないでください。(舌を噛み切ることはありません。)

 むしろ、入れた指を噛まれたり、箸で口の中を傷つけたりします。

4)大声で身体を揺すったり押さえつけたりしない。

 かえってけいれんを長引かせたり、激しくすることがあります。

5)けいれんの様子を確認する。

  けいれんの種類で良いけいれん、悪いけいれんが区別できる。

6)熱性けいれんの多くは5分以内に止まります。5分間は観察する。

 5分以内にとまった場合⇨その後かかりつけ医に診察に行く

 ●5分以上続く場合⇨自然に止まらない時もあるので、救急車を呼んで病院へ行く

 

⬇️こちらが実際に渡された資料です。

いかがでしょうか?

大切な点は、慌てず落ち着いて子供の状態をよく観察することです。

かかりつけ医によると、「携帯で熱性けいれんをおこした子供の状態を動画でとっておくと、けいれんの種類やけいれんの重症度などを知ることができ適切な処置を早く行うことができ助かります」とのこと。

ただ、実際に我が子がけいれんを起こしてしまうと、落ち着いた対応をとるって本当に難しいんですけどね(涙)

私もパニックになり、救急車への連絡など夫に任せてしまいました。

 

熱性けいれんが起きてしまったら、実際にどんな点に注目すればいい?

私が実際に病院に行ってお医者さんに聞かれたことは下記の通りです。

熱性けいれんが起きてもできるだけ慌てず、こちらのポイントを観察しておきましょう。

【質問内容】

・熱はいつから高くなってけいれんが起きて何分間経過したのか?

・手足はつっぱていたか、ダラーンとしていたか?

・身体の一部分のけいれんか、左右上下とも起こる全身的なけいれんか?

・けいれんが起きたときの体温は?

・目はどこを見ていた?(上?下?左右?)

 

ほっぺ君の熱性けいれんの場合

ほっぺ君の熱性けいれんが起きた状況を時系列でご紹介します。

*これはほっぺ君の事例であり、全てのお子さんに同じように当てはまるわけではありませんのでご注意ください。

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〜熱性けいれんが起きた日の数日前〜

3日前から37℃前後の微熱があったが元気そうにしていたため保育園に登園

 

〜熱性けいれんが起きた当日〜

・16時頃  保育園より38.5℃の発熱が出ていると連絡があったため早退。

・18時頃  夕ご飯をあげるもほとんど食べず、グズリまくっていたため早めにお布団の中に

・20時頃  お風呂に入れようと様子を見るとほっぺが真っ赤で、身体もとっても熱い!

・20時15分頃 ぐったりとした様子から、急にけいれんが始まる。

      ■ほっぺ君の様子■

      ・ウッと唸ったかと思うと、両手をグーにして上げた状態で硬直

      ・意識障害あり

      ・1分ほど硬直した後、泡を拭き顔が青白くなる

      ・目線が全く合わなくなり、両目は上をむく

・20時半頃 救急車到着

       ■ほっぺ君の様子■

      ・救急車の中でも一回けいれんあり

      ・ぐったりとした様子は変わらないが、顔に赤みが差してくる

・21時頃  救急病院到着、医師による診察

       ■ほっぺ君の様子■

      ・意識は完全に回復、目線も合い、笑顔も時折見られる

      ・医師より熱性けいれんと診断され、解熱剤の座薬を処方される

 

病院から帰宅した途中で、疲れていたのかすぐに寝てしまいました。

また、熱性けいれんが起きた次の日には解熱剤のおかげか熱も下がり元気になりました。

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最後に

熱性けいれんに関しては、医学的知識がしっかりある看護師さんでも我が子が熱性けいれんを起こしてしまうととてもハラハラすると聞いたことがあります。

私も息子が熱性けいれんになったときは、とっても怖くてパニックになってしまいました。

だからこそ、熱性けいれんはそこまで稀な病気ではないので、事前に正しい知識を持つことで、少しでも気が動転せずに落ち着いて対応できるかと思い記事にしました。

少しでも参考になれば嬉しいです。

 

 

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